プロチームだけがスポーツではない。エスタジを25年率いて

サッカー、フットサル、ビーチサッカーなど、アマチュアチームで25年間率いてきました。アマチュアチームならではの悩みや運営など、社会や日々感じることを書き綴ります。

胸に刻む14秒。選手権の魔力PART 2

エスタジ史上初となる

選手権ファイナルに駒を進めました。

 

メンバーは、

馬場先生の献身的な回復、

温泉木漏れ日でととのい、精神の安定に務めて、

最高の朝を迎えました。

 

f:id:kaeteku2019:20230126091614j:image

 

どんどんどんの森ね

素晴らしい朝でした。

 

 

こちら

f:id:kaeteku2019:20230126092755j:image

問い合わせのあった

ファンタジー松尾さん。

朝からSiriがオススメで出してくれました笑笑

 

 

、、

 

 

、、、

 

 

さぁ、

対するは

リバイバル!!

 

 

 

県は跨ぎますが、

ほぼ隣の市という地勢から

日頃からトレーニングマッチもしてて、

ワンデーカップ

ビーチサッカーでは

同じチームで戦うメンバーも多く、

 


ライバルでもあり、

盟友でもあり、

 

f:id:kaeteku2019:20230126091705j:image


最愛の近隣チーム

 


とも言える間柄です。

 

 

 

 


そんなチームと全国大会出場を賭けて戦える。

 


なんともドラマチックであり、

なんとも最高の組み合わせです。

 

 

 

何しろどちらかが、

全国大会に行けるのですから。

 

 

 

さて、

ここでもう一度おさらい。

 

f:id:kaeteku2019:20230126091724j:image

 

このトーナメントボードを見て、

大多数の人々は、

アイズ、カスディージョ

RD、クレセール

という福岡4強の組み合わせになる

と思ったはずです。

 

 

 

しかし、

実際は

長大(長崎県

バサジィサテ(大分県

エスタジ(長崎県

リバイバル佐賀県

となりました。

 

 

 

この2日の組み合わせだけで

何をと言う訳にも行きませんが

 


西九州の

長崎県から2チーム

佐賀県から1チーム

がベスト4の席のうち

3つを占めることになるとは、、

 


誰が想像出来たてでしょうか。

 

本当に嬉しいことです。

 

 

 

勝戦

 

f:id:kaeteku2019:20230126091937j:image

 

エスタジは

遂にここまで辿り着きました。

 

 

気合いは

充分。

 

f:id:kaeteku2019:20230126091912j:image

 

 

しかし、
結果は、

0-1での敗北。

 

 

 

残り14秒にキックインから決められて

破れ去りました。

 

 

 

エスタジ佐世保の歴史

29年目。

 


劇的に負けたことは

多々あります。

 

 

 

残り4秒で決めて同点になったこともあります。

 


残り時間には

敏感なチームのはずです。

 


が、、

チームとしては

延長戦のことを考え始めていて、

延長戦10分の戦い方にシフトしつつありました。

 

f:id:kaeteku2019:20230126092209j:image

 

 

キックインから失点。

 


スーパーゴールとは言えませんが

果敢にゴールを狙った結果、

劇的なゴールは生まれました。

 

 

 

この試合は

誰がどう観ても、

クリーンファイトで

文句のつけようがない

最高の一戦でした。

 

f:id:kaeteku2019:20230126091840j:image

 

 

相手チームには昨年はエスタジにいたカズ。

エスタジゴールを守るのは歴戦の勇者マサト。

 

f:id:kaeteku2019:20230126092234j:image


2人が共にスーパープレー連続で

0-0でゲームを進めます。

(後半10分くらいでカズ→竜馬に代わったかな?)

 

 

 

どちらも決定的な機会がありましたが、

わずかにゴールならず。

 


どちらが勝ってもおかしくないゲームでした。

 

 

 

様々な物語があり、

39分46秒が過ぎていき、

 


残り14秒。

 

 

 

もちろんこの14秒を耐え抜いた先に

優勝が約束されたものではありません。

 

 

 

延長からの

PK戦での敗北という

もっと悲観的な物語が待っていたかも分かりません。

 

 

 

ただ、勝負の神様は

ここで試合を決定付ける選択をしました。

 

 

 

これはエスタジの弱さだったかもしれませんし、

リバイバルの気持ちの強さだったかも分かりません。

 

 

 

一つ言えることは

どちらに転んでも

おかしくなかったし、

 


どちらが勝っても

負けたチームは勝った方を祝福したと思います。

 

 

 

そのくらい最高のゲームでした。

 

 

 

運営の方々、審判の皆様や

会場で応援してくれた皆様と

両チームが、

紡いだ最高のゲームだったと思います。

 

 

 

負けた悔しさも

悲しさも苦しさも

あります。

 

 

 

羨ましい気持ちも

凄くあります。

 

 

 

ただ、どのシーンで

この選択しとけば良かった

という後悔はチームに無いと感じています。

 

 

 

 

全員がベストを尽くし、

全員があの空間を楽しんだ。

 

 

誰のせいでもない、

誰も悪くない。

 

 

その先に勝敗が決まったということだけ。

 


それしかありません。

 

 

 

 


正直、リバイバルSNS見るのも辛いけど、

いつか、この14秒があったから

あの悲しみを乗り越えたから、

【今日の喜びがある】と言える日が来ると思います。

 


チームというのは

選手というのは、

 

苦しみのその先に

大きなドアがあり、

諦めずに、

歯を食いしばって

そのドアを開いた者たちだけが見える景色が待ってるのです。

 

人生も同じですね。

 


エスタジは29年間、そのドアを開き続け

新しい景色を見続けてきました。

 

 

 

さぁ、来年こそは

また新しい景色を観よう。

 

 

 

この勇敢で誇りある

最高のチームなら

必ずやれる。

 

 

f:id:kaeteku2019:20230126092604j:image

 

最高の時間を忘れるな。

最高の悔しさを忘れるな。

 

 

 

最高の時間を

最高のシーズンを

ありがとう。